約やかな三枝乎の家 Home
道の駅「富士川楽座」の2階に 戸塚洋二 ニュートリノ館が常設展示されています。無料です。
富士市出身の戸塚洋二さんはノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの先輩でニュートリノが質量を持つということを発見しました。


2016.12.1 認定のニュース
元素記号Nh 元素113番 ニホニウム 
日本が初の命名で日本という名をいれた。
寿命は1秒にも満たないが3個目ができた


Forestさんから教えていただいた言葉 「一十百千万を心掛けると良い」
毎日一回大笑い、一日十人の人と話し 百字書いて 千字読んで 一万歩あるく。


サイダー寒天のつくりかた

材料    4人分
水     550cc
粉寒天   12g
砂糖    100g
氷みつ(ブルーハワイ)大さじ2
三ツ矢サイダー 350cc

@ 分量の水で寒天を煮溶かし 砂糖をいれ更に煮る
A 火を止め氷みつを入れ混ぜる
B 深めの容器を水でぬらし 寒天液を注ぐ
C 寒天液が53度くらいになったら 冷えたサイダーを静かに注ぎヘラで静かに混ぜる
D 粗熱をとり冷蔵庫に入れ固まれば出来上がり
ポイントは寒天液の温度です。


松立てず しめかざりせず 餅つかず かかる家にも春は来にけり
元政法師。 江戸時代の日蓮宗の学僧
日ごろと変化のない正月もそれなりに味がある

難がないから無難な人生 難があるから有難い人生
筆談ホステスの著者、斉藤里恵さんの言葉です。
【難無き人生は無難な人生、難有る人生は有り難い人生】


パリのルーブル美術館所蔵のフェルメールの「天文学者」という油彩の作品。
天文学者は日本の着物を着ている。鎖国の時代だったが長崎の出島から手に入れたそうです。
日本の着物は、富豪や貴族がステータスとして身につけていたということです。
フランクフルトのシュテーデル美術館所蔵の「地理学者」という作品も着物のような物を着ています。


「々」この文字は、同の字点(どうのじてん)と言う。

ハーレーダビッドソン → アメリカのオートバイ製造会社


普通参拝は二礼二拍手一礼ですが出雲大社は二礼四拍手一礼


アジサイの葉にカタツムリの乗っている絵をみるが アジサイの葉には毒がありカタツムリは乗らない。


津波で一人の犠牲者も出さなかった釜石小学校の校歌
作詞 井上 ひさし  作曲 宇野 誠一郎

いきいき生きる いきいき生きる
ひとりで立って まっすぐ生きる
困ったときは 目をあげて
星を目あてに まっすぐ生きる
息あるうちは いきいき生きる

はっきり話す はっきり話す
びくびくせずに はっきり話す
困ったときは あわてずに
人間について よく考える
考えたなら はっきり話す

しっかりつかむ しっかりつかむ
まことの知恵を しっかりつかむ
困ったときは 手を出して
ともだちの手を しっかりつかむ
手と手をつないで しっかり生きる

平泉成さんのお話
お孫さんが 何かしてもらうたびに「おじいちゃん ありがとう」「せいさん ありがとう」と本当に良くありがとうという言葉を発するそうです。平泉成さんはもう可愛くて仕方が無い。親子、夫婦と親しい関係ですと この普通の言葉をいうことが照れくさく感じますね。お茶を入れてもらっても「んっ」というだけの平泉さんに 子供ができた時 親の姿勢が躾になるという考えからと思います、奥様から「ねえ これからは『ありがとう』と言ってね」と言われたそうです。初めは慣れておらず照れくさかったそうです。でもそれが習慣になり自然とありがとうといえるようになり そして その姿勢が子供さんに そして 今はお孫さんに伝わり♪ お孫さんの そのありがとうの言葉にウルウルメロメロの平泉成さんはとても素敵でした。親の背をみて子は育つと言います。言いなさいと躾けるのではなく手本を見せるのが一石二鳥と思いました。


皇居勤労奉仕
長唄の先生から皇居の草取りの勤労奉仕を体験されたお話を伺いました。朝8時から4時まで 4日間帝国ホテルに宿泊されて通われたそうです。戦争に負け皇居は荒れていたそうで その時東北の青年達が奉仕活動をされたことから今まで続けられているとのこと。長唄の先生の御主人のお父様は戦死されています。先生はエプロンのポケットに御義父様の写真をいれ皇居に汗で写真はヨレヨレになってしまったそうですが 御義父様を思う先生の温かな心を再確認しました。

伊勢神宮に行った時 心がスーッと落ち着いたことを思い出します。山や川、そして木々の中に「神々」の存在を感じました。
おそらく この感覚は 僕だけのものではないはずです。
豊かな自然と四季に恵まれた日本。天然の要塞である海に囲まれ 異民族の侵略の心配もほとんどありません。
水にも そして 海の幸 山の幸にも恵まれています。そんな日本の神々は「おだやかで やさしい」ようにさえ感じます。
一方 世界で多くの人が信仰する一神教の神は パレスチナで生まれた荒々しい「砂漠の神」です。
旧約聖書の出エジプト記(モーセが しいたげられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語)で神はこう言います。
「われヤハベ 汝の神はねたむ神なれば われを憎むものにむかいては 父の罪を子にむくいて3,4代に及ぼし・・・」。
私達には想像もできない激しさです。キリスト教もイスラム教も ユダヤ教と同じ一神教です。ユダヤ教をもとにしてキリスト教が誕生し さらにムハンマドによってイスラム教ができました。
キリスト教では 新約聖書の他、ユダヤ教の聖典の旧約聖書も聖書として認めています。イスラム教でも、コーランとともに 
旧約聖書や新約聖書も アラーから下された「啓典」とされています。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は兄弟のような関係にあるのです。
それどころか この三つの宗教では「同じ神様」を信仰しています。「神の名における」戦争やテロなどの原点がここにあるのだと思います。
イスラム教にとって キリストは預言者の一人です。そしてムハンマドが最後の預言者として、旧約聖書と新約聖書に「書き残された」すべての神の教えを授かり コーランに書きとめたというわけです。
神の言葉を書き記した「聖典」の存在は一神教の特徴です。神の存在と同様、聖典の言葉が変わることはありません。
そして一神教の神は「死後の永遠の命」を約束します。移ろう自然に神々を感じながらも 現世を重視する日本人との決定的な違いがそこにあります。   ---毎日新聞に掲載 中川恵一  がんから死生をみつめる 「死後の永遠の命」を約束

春日武彦(精神科医)の心察室「誤解される」
自分の事を誤解されるのは嫌なものである。親切心で手伝ってあげたのに 妙な偶然が働いて相手にマイナスに作用してしまいその結果として「意地悪な人」と思われてしまうとか、とにかく誤解されるシチュエーションはいくらでも思いつく。
しかも誤解を受けた場合には こちらから説明して事情を判ってもらえるケースはむしろ少ない。懸命になって誤解を正そうとすればするほど 見苦しい言い訳じみてくる。相手は既に先入観を抱いてしまっているから 尚更こちらの言い分にリアリティーが欠けてしまう。
とにかく実情を分かってもらおうにも 上手く言い尽くせないような奇妙な事態になってしまっている事が多いので 尚更窮地に追い込まれる。世の中には言葉で説明しやすい事と難しい事とがあり 誤解を受けるような事態のほとんどは後者に属している。
通常 誠実な態度で臨むならば 大概の事は「話せば分かる」筈なのである。だが話せば話すほど もつれてくる事だってある。おまけに 分かってもらおうと喋りながら 喋っている事自体に「うんざり」してくる。自分だって被害者みたいなものなのに どうして卑屈に弁解をしなければならないんだ!?と。
黙っていれば誤解されたままだし 訂正しようとすれば往生際が悪いと眉をひそめられてしまう。どちらに転んでも好転しない。将に不条理である。それでも具体的な事柄について誤解されているのならば まだ対処の方法もあるだろう。
困るのは 性格とか人柄といった漠然とした事について誤解されている場合である。「私はそんな人間じゃないです」と主張しても おそらく本気にしてはもらえまい。
いや そもそも「ありのままの自分」を理解してもらえている人等滅多にいないだろう。それどころか 自分自身でさえ 本当の自分なんて分かりはしない。撮影された自分の顔を見て それが自身でイメージしている顔とは微妙に違うと感じるようなものだろう。
他人はおろか自分自身にすら誤解されている。「自分」とは いったい何なのだろう。
ーーー毎日新聞より
   

◎ 奥三河の花まつり」奥三河の人々は、花祭りを単に「はな」とも呼びます。一説には、神社や民家の土間が祭場となり、舞庭(まいど)と呼ばれる。舞庭の中心に釜が築かれ天井には、釜の真上に湯蓋(ゆぶた)という方形の飾り、その近くには白蓋(びゃっけ)という飾りが吊り下げられています。湯蓋、白蓋の飾りものは、ともに花を意味し、それも稲の花だともいわれている。それからして祭りが五穀豊穣を祈るものだと説が成り立ます。
※布切り絵のやっさんが古い新聞の記事から抜粋して下さいました。


 秋元康さんが おニャンこクラブの高井麻巳子のお父様に結婚の承諾を貰いに行った時のお話しです。
  一度しか聞いたことがないので細かい間違いがあるかもしれませんがその点はお許しを。
お父様は小浜の自転車屋さん、秋元康さんが小浜に行き「お嬢さんを下さい。」そのお返事に感動しました。
  「子供は天からの授かり物といいますが 私は天からの預かり物と思っています。ずっとあなたを待っていました。」
「白馬に乗った王子様が現れるまでの預かり物」ということなのでしょうね。

 毎日新聞の「オバさんの逆襲」に掲載されたコラムニスト小林洋子さんのお話です。
  
  人の体は様々な器官から成り立っている。あたかもミクロの住人が働く町や工場の集合体のように思えてくる。
  そして実に上手くできていて、それぞれの器官でミクロの住人達は毎日一生懸命働いてくれる。
  もしも、生きているのが辛いから、 もう疲れたからと自らの命を絶つとしたら、それは「脳の勝手な判断」です。
  体という都市を滅ぼす行為です。
  議会で決めたから、住民は皆死んで下さい、というのと同じ事です。
  都市の目的が「住民の快適な暮らし」であるように、人間が生きる事の目的は、生きること自体なのです。
  死んではいけない!子供も、大人も。
  
  月心寺の尼僧 村瀬明道さんも同じ様なお話をされていました。
 死ぬまで精一杯生きるために人生はある
 生きている事が何よりも尊いのです。どれほど不自由でも不幸せでも人生は尊いのです。


 お盆   二ヶ月かけて各地でお盆がございます。
   7月13日〜16日。 7月23日〜26日。 7月31日〜8月3日。 8月1日〜4日。 8月13日〜16日。 

 迦陵頻伽(がりょうびんが) 極楽に住む 美女の顔で美しい声で鳴く想像上の鳥

 「貧しさもあまりの果ては笑い合い」この川柳は吉川雉子郎 後の吉川英治作

 ゴジラ 昭和29年11月3日生まれ   鉄腕アトム 2003年4月7日生まれ

 石田梅岩  石門心学「本当の商人は相手も喜び自分も儲けが出るように考える」
   享保年間は元禄バブルがはじけ 綱吉の後7年で3人も将軍が交代し 天変地異も起き時代背景も現代に似ている

 人間(じんかん)に光あれ     人と人の間に光がある
 住井すみいすゑ  「橋のない川」 机の引き出しに御主人の骨を入れてあって 時々かきまわしていた。
   スズメの学校でなくメダカの学校が良い。スズメはムチをふりふり〜♪ メダカは誰が先生か〜♪ですし自分も生徒。陶器の壺は土に戻るが磁器の壺は駄目だから 骨壷は陶器。命をいかに大切にする国家かが文化国家だ。

 命日  亡くなった日と同じ日      勘違いしている方が多いと思います。1年に12回ありますね。
   祥月命日 (しょうつきめいにち) 毎年の月日    ですから1年に1回ですね。
 娑婆 しゃば  サハー 忍耐をしいられる所ですから 思うようにならなくて当たり前の世界。
 江川達也漫画家のお話
   ヒットの3要素 →  快感性、意外性、信ぴょう性
 桃栗3年 柿8年、柚の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年。
   NHKドラマ「天花」で財津一郎の素敵な台詞を書き留めました。
  「辛抱する木に花が咲く。桃栗3年柿8年。やがて実のなる天の花。」

 不自由だけど不幸じゃない。  好きな言葉です。 

 昔々あるとき、ある旅人が日本海沿いに旅をしている時、ヒョイッと見上げて「こんな所にこんな綺麗な山があったんだ」と一人つぶやいた。それまで日本一高く美しいと自負していた鳥海山はそのつぶやきを聞いて「そうよ私が日本一の美しく高い山よ」と旅人に答えた。それを聞いた旅人は「甲斐と駿河の国にはあなたより美しく高い山がある。その名は富士山という」と答えた。それを聞いた鳥海山は見る見る顔が赤くなり、怒り狂ってついに爆発噴火をした。その時ふっとんだ頭の部分がいま日本海に浮かぶ飛島になった。斎藤見夢様のお父様のお話です。・・・なにしろテレビもない時代でしたから眠る前の父の話が楽しみでした。また1ヶ月経て同じ話を聞いても楽しいものでした、色々と話が脚色されて・・でも荒筋としてはこんなもんでした。

 「晴れても曇っても構やしない。富士のそばにいるだけで心が満たされる」写真家岡田紅陽氏の言葉。1935年に撮影された「湖畔の春」は現五千円札の裏面の下絵。新潟県十日町生れ。

   岩崎巴人さん  80才代のかた、画僧、 墨、顔彩  
   悟りを求めたらそれは欲望の世界。
(この方の絵がとても素晴らしく感じました)
 川田男爵が作ったので ダンシャクイモという名がついたそうです
 稽古は一より習い十を知り 十よりかえる もとのその一      利休百首
 太陽光線は私達の場所に到着するまで8分かかるそうです。
・・8分前の太陽を見ているという事ね
    
中村仁一高雄病院理事長、加藤尚武(倫理学)、立岩真也信州大(生命倫理) 
  
今まで耳にした事のない「ハッ!」と感じた言葉をまとめてメモしてあります。ゴチャゴチャ
  死をイイカゲンにすると生をイイカゲンにする。最後の時 家族に聞かれるから自分の考えを話し
  ておくとよい。でないと家族の要望と医者の独断でやることになる。
  出来る限り尽くした=出来る限り本人を苦しめた  
  一時的なことでなく 自分の口から食べられないという事は  寿命ではないか 
  お腹の赤ちゃん→自分でない将来の人間   臓器移植となると自己決定でなく他人決定となる
  ボランティア 日本語にすると滅私奉公という感じになってしまう。
  
まだありますが字が読めないのです。キタナイィ・・
   本間宋久
  江戸時代 米相場 罫線分析の生みの親(チャート分析は日本で考案された)
 捕まりました大蔵省の元○○ 官僚1年目の感想
 「自分のいる世界が同質的な人の集まりで 考え方や感じ方が知らないうちに類型化してしまう。」
    
元北海道家庭学校校長 谷昌恒さん
  家族は至近距離にいるため 父親が悪いから貧乏で 父一人が悪いという考えになる。
  父が加害者で他の家族皆が被害者と思ってしまう。家族から離れ家庭学級で生活し
  その後家に帰ってみると 「家族みんなと一緒にいると 一緒の考えだったと思うが
  離れた為に父(人)をみる目が違ってきた」という話を生徒から聞いたそうです。
  心の扉は外側に取っ手がない。だまって戸口で待っていてくれる大人、正直な大人、優しい大人を
  期待している。 人間は尊重されるべきだが総てを尊重してもいけない。
  まるごと認めてはいけない。カエルの子は蛙だが 人の子は人間でない。人として尊ばれるように
  育てなければいけない。
 書はみるもの 絵は読むもの
 むしずが走る →虫酸 (胃酸、胃液)
 
葛飾北斎のひいおじいさんは吉良家側について赤穂浪士と闘った小林平八郎  本当かしら?
 日本の接待文化は原型が 神道の直会(ナオライ)にあるという説
  接待には細かな作法と「分を守る」という厳しいルールがあった。
  必要以上に華美にしない。相手に媚びない。良い思いしてもらうがツケアガラセナイ大阪商人
 原爆 ウランを核分裂させる広島型 プルトニウムを使う長崎型    
 自分にとって好都合な事象の確率を過大評価するチャッカリ氏
  逆に不都合な事象の確率を過小評価するウッカリ氏  にならぬよう
  確率というモノサシの正しい使い方を身につけたいもの。  
ウゥ〜〜ン宝くじ
    
中村きはる姐さんのお話 代々医者の家に生れ 新橋芸者  その頃84才
  「チョッとそこまで〜」と言われたら言えない事だから「そこって何処?」というのは ヤボ!
  70のおばあさんが「だから〜ァ〜」という話し方、若いとか 話が判ると言われたがっている。
  言葉のメクラになっている年寄りは相手にせず 若い人に日本の言葉を伝えたい。
  例に雨を出され 英語ならレイン・・(後私??)と7種しかない。日本語は梅雨、春雨、五月雨
  ・・と豊富。  粋とは相手を思いやり プライバシーに入り込まない生き方(!!!)
  むこう鉢巻きチョイと絞ってシバル。もやう→船にだけ使う縛ると言う事
  古いものを大切にしない浅はかな国 日本
  「うどんやはんの釜や」→ 湯うだけや、このあいだ聞いたばかり

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寝耳に水  の水は洪水
ころばにゃわからぬ痛さもある
「どの花も それぞれの思いで咲いている」
伊丹十三
個性と気質 (気質は60%遺伝)気質は変わらずとも 教育や環境で性格は変化する 
ホッ!

前田太平記の台詞から
 ・・・は世の常といってよく 一々感傷に沈んでいるわけにはいきません。

 悲しい事、苦しい事が様々あります。
  悲しければ泣くが宜しい。苦しければ耐えるが宜しい。
  が 心を失ってはなりません。

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西欧の概念で言う友情は明治後の輸入倫理で、武士の人間関係は主従という縦の関係と
父子、夫婦という関係で成立し、徳川期の儒教思想にもあまり見られない

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  「狡兎死して走狗烹らす」  こうとしして そうくにらす
すばしっこい兎が野山で捕り尽くされてしまうと それまで猟師の為に働いた猟犬が
不用になり殺して煮て食べられてしまう。

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駿河の国の府中→駿府  府中(国府の所在地)
甲斐の国の府中→甲府
明治2年版籍奉還時 向山黄村
(むかいやまこうそん)
「府中藩といっているのは良くない。駿府城の周囲を賤ヶ丘と言う。
 又餞機山
(しずはたやま)もある。餞をとり静岡と称したら」と決めた。
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我が家の番犬りん 動物、身内には亡くなると使ってはいけないそうですが13才で亡くなりました。
 「人は2度死ぬ と言います。1度目は肉体的な死。 
  もう一回は、友や家族がその人の事を話さなくなった時」 
三谷何某さんのお話
  寒い時期の夜だけ、家の中に入れたのですが嫌がりました。
  「ごはん」と喋る事が出来ました。・・お腹がすくと庭を「ごはん!ごはんーん」と
  言いながらか走って  教えなければ良かったと思いましたよ。

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個人の言葉などというものは それを記録して語る人の受け取り方とか
表現の仕方でどんなふうにもとれる。

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記憶によって いとも簡単に感動の本質は変わってしまう。
環境と経験と年齢によって 感動は変質していく。
生まれ育った個々人の歴史により うけてきた教育環境によって 
何かを感じとる心は いとも容易く変化してしまう。

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都々逸 どどいつは父の会話の中に出てきました。
   7,7,7,5 の26音
     「恋にこがれて なくセミよりも  なかぬ蛍が 身をこがす」
私は  「朝咲いて 四つにしおれるゥゥ朝顔さえも露に一夜の宿をかす」が唄えます

句は、五七七七五となっており、これは、七七七五の頭に五を付ける
五字冠というものだと思いますよ。Yさんに教えて頂きました。

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       どなたのお話か??聞きかじりですので、イイカゲンな物ばかりですみません 
大腸菌は無限に分裂して 親と全く同じ子孫を増やし続ける不老不死の生き方を選んだ。
一方、酵母菌は人間と同じ線状DNAを持つ。
線状だとDNAの先端にテロメアがあるので 寿命が限られる危険性がある。
なぜ酵母は線状のDNAを選んだのか?テロメアは両親の遺伝子を混ぜて組み換えをする。
こうして親とは違う遺伝子を持った子が誕生する。母親のDNAが父親のDNAに潜りこむ。
そして遺伝子の一部を入れかえて元に戻す。くり返し 両親と違う遺伝子を子孫に残す。
テロメアは組み換えによって 新しい可能性を持つ子孫を残す一方で
親には限りある寿命を持たせてしまう諸刃(もろは)の剣だったのです。
線状のDNAを選んだ生物は 不老不死を捨てるのとひきかえに 新しい組み合わせの
遺伝子を残し いつしか多細胞生物に進化してきました。
そして多様な地球生命を生み出してきたのです。
          
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ゾウリムシは単細胞生物で 大核   小核に同じDNAを持っている
                   |    |
        多細胞生物  体細胞  生殖細胞
生物が生きていく限り どうしてもDNAに傷が入ります。
そこでゾウリムシは生命活動の為にはなるべく大核を使い、小核のDNAには
傷がつかないようにしました。大核が寿命を背負い込んだのです。
有性生殖を通して次の世代に残していったのです。
        
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多細胞生物では 体細胞にテロメアという時限爆弾がしかけられました。
その一方で生殖細胞にはテロメラーゼという細胞の寿命を延ばす酵素が与えられ
時限爆弾が最後の時を刻む前に 有性生殖により親の体から生殖細胞を脱出させたのです。
      
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親の体細胞は生殖細胞を残すと死を迎えるように仕組まれました。
生殖細胞を残した後の死までの時間は生物によって違います。
酵母やゾウリムシを見ていると 死を持つことはむしろ私達の祖先があえて選んだ生き方では
ないかという気さえしてくる。
不老不死とひきかえに 新しい組み合わせの遺伝子を子孫に残すという道です。
そして一人一人は与えられた限りある寿命の中で 自分の生涯を全うし
次の世代に新しい可能性を託し続けてきたのです。
私達の祖先はあえて不老不死を捨て 次の世代に新しい可能性を託す道を選びました。
私達はこの生き方を選んだ生物の子孫なのです。

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   カレル・チャペック   チェコのかた
素人園芸家になるためには ある程度人間が成熟していないと駄目。
ある程度おやじらしい年配にならないと駄目
園芸は世捨て人の趣味ではなく、
凝り性の人間のやむにやまれぬ情熱の発露である。

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   免疫学の多田富雄さんのお話し
・生と死を包含しながら生きているのが 人間という固体なのだ。
・母親(自己)にとって胎児は非自己で、異物を拒絶し排除する自衛的な
 働きをする。免疫なのになぜ胎児は拒絶されないかというと
 免疫の中にトレランス(寛容)があり、単になんでも排除ではなく
 自己の中に非自己を共存させていく側面も持っている。  
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   温血植物
外気温に関係なく,花の温度を一定に保つ。
暖かな場所を提供することで昆虫をひきつけ、受粉の成功率を高めるように
進化した為ではないか  蓮、サトイモ科のフィロデンドロン、セロウム
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   富士山        シダックスグループ代表  
子供の頃から富士山を見て育った人間は、いつも心の中に、富士山を描いて
いるのではないかと思う。
それも、生まれ育った土地から見た富士山の姿を思い浮かべて。
現在は自宅が調布、オフィスが赤坂となっており、ほとんど富士山が見えない。
そこで、以前に建てた修善寺の家から富士を仰ぎ見る事を楽しみにしている。
私が生まれ育った韮山に近い事から、子供の頃に描いた富士山と変わらない。
しかし、妻・富路の出身地は富士市であり、伊豆から見る富士山は、
「前」と「横」の違いだけであるが、自らが描いている富士山とは全く違うらしい。
これだけはいくつになっても、それぞれの富士山のほうが美しいと主張し、
譲らない。やはり,富士山の事だけは合わせるわけにはいかないのである。
富士山に限らず、どんなものでも、見る人,見る角度等によって、異なる。
同じ人が見たにしても、その時々の感性でも印象が違う。
事業に対する「ものの見方」も同様で、だからこそ、経営者の数だけ
会社の方針や戦略が決められていく。
自らがイメージしている富士山が「富士山」であって、それ以外の富士山は
「富士山」でない、との断定的な見方にならないように、気をつけなくては
ならないと思う。異質な人、異なった意見などを最初から排除するのではなく
まずは心の中を白紙の状態にして、聞き上手になる事だ。
ところが、人から話を聞いていて、ついつい「違う」と言ってしまう事も多く
後になって「富士山を見る事でも異なる」ことを思い出し、反省している。
しかしながら、私の富士山だけは譲れないのである。やはり、
「私の富士山」はいつも美しい。困ったものである。

 カラオケで良く行きますが 社員の方達の教育も行き届き
 気持ち良く歌わさせて頂いております。餃子,クリーミーココアお勧め!

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  二月の雪                内館牧子さんが
  三月の風                  失恋するたびに 
  四月の雨が                  めげた時に 
  美しき五月をつくる               立ち直る時に 
     ♪     ♪      ♪       口ずさむ言葉のようですよ!

それからこんな事も 「今持っている物を失いたくない。今すぐ良いくらしをしたい」
   という気持ちを35才で捨てらくになった。
右か左かと迷った時 むずかしいけどこっちの方が積極的だよな と思う方を選ぶ。
回り道したことが血や肉になったので はやいばかりが良い事ではない。 とおっしゃていました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
弦  一の糸30匁、ニの糸15匁、三の糸12匁
一の糸の開放音を常に基底音として用いる
新潟県は ごぜの本場、他に知覧、川辺、座頭(ざっつ)
 
 竹山の事
糸を押え引く時、爪を持ってさばき押える時に、竹山は指の腹で押え弾く。
そのネジメ(音色)はあまり高くなく、ただ何となく澄み通った音色、
清美な音色が特徴だった。よされ節、じょんがら節、津軽小原節
門づけでは目立つ事が大切だったと思うのですが竹山の言葉
「間を大切に。今のように技巧に走っては駄目。」

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MOL=有人軌道実験室 
 
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           サイエンス・アイより 
生き生きとした子供の表情や、はつらつとした若者の動きは、見ていて心地よい。
社会は次代を担う子供や若者については、多少の錯誤や欠点には目をつぶり、
可能性と伸びやかさを称揚してきた。それが感性や意識の深いところで
人々の心に定着し、おそろしく保育期間の長い「子育て社会」を支えてきた。
 しかし、近頃はすこし様子が変わってきた。今、街ですれちがう高校生の表情は
なべて不気味だ。大人に向ける視線が、奇妙にふてぶてしい。
これは男女を問わない。おまけに立ち居振る舞いがほとんど幼児に近い。
その様子は心地よいどころか、醜悪といって良い。
若さを持ち上げるあまり、つたないこと、無知な事、粗野な事を、
まるでプラスの価値であるかのように受け止める錯覚が、社会に蔓延している。
おのが未熟さを自覚しない傲慢は、衰退の前兆である。
生物はその種特有の、生のリズムを持っている。
物理的な時間の流れは どの生物にも共通だが、生物的な時間を刻む体内時計の
目盛りは、種ごとに決まっている。人類は生理的な時計の目盛りを変えないまま
一人の持ち時間を ぐんと延ばしてしまった。
みぞうの高齢化社会を迎えようとしている日本では、若さの称揚そのものを
考え直す時期にきている。成熟の価値、大人の存在理由を再評価すべきだろう。
音楽の世界では既にそれが始まっているという。
作曲家の吉松隆さんは、強烈だけど単純なロック等のビート音楽に代わって
倍音構造を持ち、複雑で玄妙なハーモニーを奏でる音楽が、
再評価され始めているという。
世界を被い尽くした感のあるロックのビートは、心臓の鼓動と重なる。
電子音で演奏するロックは、人工の心臓ペースメーカーみたいなものだという。
洞窟や石造りの教会の中で、共鳴を前提として育った西洋のクラシック音楽が
長い年月 積み重ねてきた音の連なりは、心臓の鼓動とは違った形で、
心の奥にしみ込む。単純な年齢の問題ではなく、経験や習熟という質の充実を、
社会の中にどう価値として組み込んでいくか。儒教的な長幼の序以外に、
新しい価値観の成熟を定着させる手立てはないのだろうか。


切り取りが汚れていまして この後たぶんこういう事を書かれていると思います
科学は加齢などの研究で ある程度の成果が生れている。
心理学も心の発達の過程を明かそうと苦闘している。
しかし成熟については定まった概念がない。
成熟の価値,再考が必要だ。
・・・と思います。すみません。            

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             村上和雄さんのお話を書きとめたもの
  体重1kgに約1兆個の細胞がある。 その細胞の中の核に遺伝子があり
  約30億もの化学文字で情報が書き込まれている。
  この遺伝子情報は テープ状のDNAに書き込まれている。
  DNAは 重さ2000億分の1g、幅50万分の1mm
  人間が生れる確率は 4種類(A,T,G,C)の化学文字が
  30億個 連なっているのですから 4×30億分の1=120億分の1
    
・・・この部分のメモに斜線が入っていますので聞き違いかもしれません・・
  生命は 「偉大なる何者か」からのギフトだと考えざるを得ない。
      「サムシング グレート」とおっしゃてました。
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              船井幸雄さんのお話を書きとめたもの
 
人間はエゴからできるだけ脱却して、生きている事自体に感謝しなければいけない。
  経営も状況を否定的に考えるのでなく、肯定し感謝するところからすべてを始める。
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              浅野内匠頭長矩→あさのたくみのかみながのり  
                        漢字書けませんでした。ファンのかたがいらしたら ごめんなさい!
  当時は実に評判の悪い人でした。刃傷事件
  接待役を命じられながら、客が来る前に私怨、プライベートな騒動でメチャクチャにし
  主人の将軍 綱吉の顔をつぶした。
  公務執行中にプライベートな事で刑事犯となり
  会社をつぶし、社員とその家族を路頭に迷わせた。
  バカな上司を持った部下は苦労する。

             三国連太郎
  「僕の体験から 僕の作った物と彼のこれから作っていくだろう物は
                     全然別の物だろうから 何の助言もしてあげられない。」

             幸田露伴   単語でのメモです。意味が伝わらないかも?
  「物のおさまりをつけてやらなければいけない。
          まだ使える物を むざむざ捨ててはかわいそうです。」
  座布団の片面に風呂敷を使っていたそうです。
  「一心」  娘文(あや)に 技でなく渾身というものを教えた。
  家事、雑事を厳しく教え、全身でぶつかり生きろ
  「杉も檜も判らない女は嫌いだ」木は近づいてくれない。自分から近づかなければ

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            グリム童話より
  神様がこの世を作り 生き物の寿命を決めた。ロバ、犬、猿、人間に30年与えようとしたが
  生きている間の苦労を嘆き、それぞれ12年、18年、20年に縮めてもらった。
  人間だけは30年では短すぎるとロバ達の分を足してもらい70年生きることになった。
  (30+18+12+10=70)人間は最初の30年間は 健康で楽しく過ごせたが、
  続くロバからもらった18年は 重荷を背負い
  犬からもらった12年は 隅でウナルばかり
  最後の猿からもらった10年は 愚かな真似をして 子供の笑い者になったとか。
  
____欲張りを戒めたのだろうが、確かに年をとると ボケたりグチっぽくなる。

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  人の話を聞きながら、うーむ、その話も、それからさっきの話も、
  新聞に出ていたなあ、などと思う事がある。
  その人が得々として話している事は、知った情報をいわば受け売りしているのである。
  それなりに面白い情報の羅列なのに、心の琴線に触れない。
  その人の心身を通って出てきた知恵の言葉がないからだ。
                                そういう感じで思わず自分の話し方をも省みる。
  私達は、とかく情報を知恵と混同しがちである。
  当節、情報は山ほどある。それを取り入れて、賢くなったように錯覚する人がいる。
  あるいは情報の洪水におぼれ、流される人もいる。むろん情報は持っているに越したことはない。
  情報は力でもある。だが、あくまでも情報は情報である。
  例えば、育児、教育、健康に関して、情報を集める。それは結構だが、その上でどういう生活を
  するかを決めるのは、知恵の領域である。知恵が働かないと、情報に振り回される。
  事の道理や筋道をわきまえ、しっかり判断する心の働きが知恵である。
  頭の良さ、学問的知識の有無などといったことではない。
  人生経験は関係があるだろう。だが体験した事を十分に自分の収穫とし、
  いつも考え抜く訓練がなければ知恵にはなるまい。
  「私達が知識の中で失った知恵は、どこにある?私達が情報の中で失った知識は、どこにある?」
  混同しがちな三つのものが詠み込まれている。
  自分の仕事に打ち込んできた、すぐれた職人。様々な苦労を重ねた年配の女性。
  時々こういう人々から、重みのある、味のある、知恵の言葉を聞く事がある。
  各自の体験から引き出された、人生への深い洞察に裏打ちされた言葉である。
      先生達は教室で知恵の言葉を語っているだろうか。
      親は子の情報判断を助けているだろうか。
       
天声人語より

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もし君がときに落胆することがあったら、この男のことを考えてごらん。
小学校を中退した。田舎の雑貨屋を営んだ。破産した。借金を返すのに15年かかった。
妻をめとった。不幸な結婚だった。上院に立候補。二回落選。下院に立候補。2回落選。
歴史に残る演説をぶった。が聴衆は無関心。新聞には毎日たたかれ、国の半分からは嫌われた。
こんな有り様にもかかわらず、想像して欲しい、世界中いたるところのどんなに多くの人々が、
この不器用な、ぶさいくな、むっつり者に啓発されたことかを。
その男は自分の名前をいとも簡単にサインしていた。
A.リンカーン、と         
10年程前の切り抜きです。     春秋より

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みなみさんから届いた新聞の切抜きです。 面白い物ですからこの記事を載せます。

      鶴の恩返し」って、知っているでしょう。
  実はあれには続きがあって、 若者は次の日も鶴を助けるのです。
  夜、女性が訪ねてきて機を織る。   ところが三日間音がしないので、
  「けっして覗かないで」という約束を破って障子を開けた。  
  中はもぬけの殻で、家財道具がなくなっている。
    鶴だと思ったら サギ だった。
  また次の日も鶴を助けると、夜中に女性が来て、機を織り始めた。
  今度も音がしないので中を覗くと、血を吐いて死んでる。
   鶴だと思ったら ガン だった。   で、また次の日・・・金原亭世之介、
 
       「あの人は今」のようなテレビ番組で、元アイドルを見る事がある。
  笑うとシワが目立ち、長髪の量が減った。
  往年のヒット曲を歌う姿も、無理をしているように見える。
  懐かしいけど切ない。そういう気持ちになるのは、
  彼らと同時代を生きてきた自分もまた、中年になった事を認めなければならないからだ。
  寄席の世界にだって、アイドル系がいる。金原亭駒平。
  「落語界の宮崎美子」なんてキャッチフレーズで売り出したのは、二十年以上前の事。
  今年四十五歳、もう立派なオジサンなのだが、そんな世之介を見ても悲しくも切なくもない。
  噺家は年をとる事が武器になる。様々な経験を重ねる事で芸に奥行きが加わるからだ。
  世之介も持ち前の若々しさに落ち着きが出て、
  斬新な発想、渋い色気という「ならでは」の味が出てきた。
                  ところで、「鶴の恩返し」には、さらにまだ続きがある。

  又次の日、鶴を助けたら、三日目にスゴイ音が!中を覗くと五人の男がタンスを運んでいる。
   鶴だと思ったら ペリカン だった。
  また次の日に、鶴を助けた。 音がしないので障子を開けたら、家財を背負い、
  窓から屋根を伝ってタッタッタッ と逃げていく。
   鶴だと思ったら トビ だった。
  面白いけど 世之介、どんな経験を積んできたんだ?

金原亭世之介
(きんげんてい よのすけ)